第37回 Bambooキネマ倶楽部「ポンヌフの恋人」

レオス・カラックスによる監督作品で、
『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』に続く
アレックス三部作の三作目。
ポンヌフ橋で繰り広げられるホームレスの青年と、
失明の危機にかられた女画学生との純愛を描く。
日本のミニシアターブームを象徴する作品。

映画の完成までに3年も費やし、カラックスの
実生活の恋人でもあったビノシュとの破局や、
膨大に膨れ上がる予算の問題もあったが、
それでもなんとか完成にこぎ付けた奇跡の寓話。

美しいポンヌフ橋で繰り広げられる花火のシーンや、
地下鉄のポスターに火を放つ姿は圧巻。

フランス映画史上最大の予算をかけたルンペン映画。

（今回は渡辺さん推薦です）

＜37回 Bambooキネマ倶楽部＞
作品『ポンヌフの恋人』1991年仏
監督／レオス・カラックス
脚本／レオス・カラックス
製作／クリスチャン・フェシュネール
出演者／ドニ・ラヴァン／ジュリエット・ビノシュ
音楽／コダーイ・ゾルターン／ヨハン・シュトラウス／
デヴィッド・ボウイ
主題歌／レ・リタ・ミツコ
撮影／ジャン＝イヴ・エスコフィエ
日時／2020年2月23日（日）5PM〜
場所／BAR bamboo JR柏駅東口
参加費　¥1200（1ドリンク付）

毎月一回、映画一作品について参加者と語る会です。

マニアック、専門的な映画の話ではなく、
物語や人物、人間模様、シーンやセリフ、音楽など、
参加して頂いた方それぞれの自由な視点や発想で、
感じた事、考えた事を、普段使う言葉で語り合う、
カジュアルな作品対話の会です。