The Story of PEAT

90年代のアードベッグ4種類のミニパッケージ。

これは、業務店向けに販促用として提供された、
非売品ミニチュアボトルの美しいセット。

ウィスキー・バイブルの著者でウィスキー研究家の
ジム・マーレイによるピートに焦点を当てた解説、
各銘柄の紹介がされた綺麗な小冊子が付いている。

現在でもアードベッグは年数表記のあるウィスキーを
殆ど販売しない中、当時のオフィシャル17年物が光る。

それより更に希少価値の高い極上の一本は、
アードベッグ・キルダルトンの旧ボトルである。

これは1980年、1981年蒸留のビンテージのみで、
注目に値するのは当時で世界限定1300本しかない。

その後、1981年にアードベッグは操業停止に追い込まれ、
1989年に限定的に再開され、1996年までは少量生産、
フル生産に至るには1998年まで待たねばならない。

2014年に新たにリリースされたキルダルトンは、
バーボン樽とファーストフィル、リフィルのシェリー樽の
マルチビンテージだが旧作のそれとは全く違う代物。

1981年以前に蒸留されたアードベッグ、、ファンの間に
さまざまな噂が飛び交う、ストーリー性の高い1本。

入手は困難で市場では先ず見かけることはなく、
コレクターの間で相当な金額で取引されているよう。。

改めて、自分は良い時代の酒を飲めて幸せなものと。。

Ardbeg 10年　Ardbeg 17年　Ardbeg Uigeadail
Ardbeg Kildalton 1981 Limited Edition