お知らせ,  お酒の話

UD Classic Malt Series

1994年頃のUD社の「クラシックモルト・シリーズ」

スコットランド其々の地方を代表する6種の伝統モルト。

これは、業務店向けに販促用として提供された、
非売品のミニチュアボトルの美しいパッケージセットで、
テイスティングノートや蒸留所の物語が描かれている。

当時、勤めていたバーに寄贈されたものを私が継承し、
この宣言下の閑雲にボトルの整理など諸々にて。。

25年以上経った現在も6種のラインナップは変わることなく、
ボトルやパッケージのデザインすら殆ど変わっていない。

昨今の世界市場向けのコストダウン、簡略化の流れからすると
大変珍しい姿勢であり、至極立派である。

唯一グレンキンチ―だけが当初の熟成10年から12年に
変更されている位、マップラベルのタリスカーが実に懐かしい。

当時DCL社はキャンベルタウンにだけ蒸留所を持っていなく、
アーガイル地方のキンタイア半島の付け根に位置する、
西ハイランドの雄、塩辛いオーバンがセレクトされている。

この当時のシングルモルトは今や高騰を極めている状態、
酒場で見かける事も殆ど無くなってしまった。

若手だったこの頃は、毎夜多くの酒をテイスティングしたもの
6本のクラシックモルトは現在も私のモルトの芯となり、
多くの酒を扱う中での大切な基軸の酒となっている。

Glenkinchie 10年 Cragganmore 12年  Dalwhinnie 15年
Oban 14年 Talisker 10年 Lagavullin 16年

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